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恭平が息を切らしヨネの元にやってきた。
恭平「ヨネさーん、はあはあ、早いなあ…え?な、何?」

仁王立ちするヨネの足元で小さな生き物が土下座していたのだ。

ヨネ「い、いや困った…」
恭平「何?この生き物?猿?着ぐるみ?」

体長五十センチくらいのチンパンジーのような生き物が、熊の着ぐるみを着せられていた。

ヨネ「ああ、誰かがこの猿に熊の着ぐるみを着せたみてぇだな、ひでぇ事しやがる!」

恭平「でも、猿ってチンパンジーじゃん!埼玉にチンパっていんの?」

ヨネ「そんな問題じゃねぇだろ!見ろよ、この完璧な土下座、ピクリともしねぇし」

恭平「と、とりあえず起こしてやれよ、かわそうだよ」

ヨネ「ああ、そーだな、いや、やっぱお前やって!毒とかあるかもしんねぇ」


恭平「あるわけねぇーだろ!」

そー言って恭平はその生き物を起こしてやった。
[ 2008/06/02 02:34 ] 未分類 | TB(0) | CM(0)

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恭平がその生き物を抱きかかえると、ブルブル震えているのがわかった。

恭平「よねさん、コイツ脅えてるよ、かわいそうだな」


ヨネ「ああ、かわいそうだなあ、何か食い物あげようぜ、そうだ!俺バナナ持ってる」

ヨネはポシェットからバナナを出し、皮をむいてやった。

ヨネ「ほら、食え」

その生き物は警戒しながらも、バナナに興味を示していた。

ヨネ「恭平、コイツ猿じゃなくてゴリラじゃねぇ?」

恭平「確かに顔はチンパってゆーよりゴリラだな、着ぐるみ脱がしてやろーぜ、今度はヨネさんやれよ」

ヨネ「そうだな、かわいそうだしな」

ヨネは着ぐるみを脱がしてあげた。
[ 2008/06/02 02:38 ] 未分類 | TB(0) | CM(0)