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「はああ、7000円ほしいなあ」純平の口癖だった。



9人兄弟の長男の純平は、いつも腹を空かせていた。
現在高校三年生の純平は卒業後サーカスに売られる事が決定していた。


原因は背中のアザだ。純平の背中には羽のようなアザがあった。


噂を聞きつけたサーカスの団長が、「この幼い顔立ち、そして羽のようなアザ、天使!お前を天使として売り出してやる!」


こうして純平はサーカスに売られることになったのだ。

62歳になる純平の父親は、大リーガーになる夢をあきらめきれず野球浪人中であった。


八つ子の弟達は高校二年生になるが全員引きこもりのパンチパーマだった。


母親は八つ子を出産した翌日チャリで失踪した。


これほど恵まれない環境にいながらも、純平は素直に育っていた。


「腹減ったなあ、恭平んちでも行くかなあ」
なぜか大声で叫び親友の恭平の家にむかった

[ 2008/05/25 11:00 ] 未分類 | TB(0) | CM(0)